補助費
ほじょひ
名詞
標準
subsidy
文例 · 用例
それと同時に文部省でも特に中等教育における理化学教授に重きをおかれるようになって、単に教科書の講義を授くるのみならず、生徒自身に各種の実験を行わせる事になり、このために若干の補助費を支出する事になった。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
「開墾補助費」が三百円位出るには出た。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
若しその男がずるくて女が補助費を貰えない場合は、裁判をして男の親があれば、その親の家から子供哺育費を取ることが出来る。
— 宮本百合子 『ソヴェトに於ける「恋愛の自由」に就て』 青空文庫
私が通っていた学校は貧乏で、町や郡からの補助費にも限りがあったから、随って受ける俸給も少く、家を支えるに骨が折れた。
— 島崎藤村 『芽生』 青空文庫
文部省の教育政策思想政策としては、例の大仕掛けの国民精神総動員(之は文部省単独の仕事ではなく内政全般に渡る責任によるものだが)を別としても、国体明徴のために文理大や若干の帝大に国体学講座を新設するとか、又引き続き国体明徴に資する研究にも、補助費の支給を世話するとか、勿論多忙を極めている。
— 戸坂潤 『一九三七年を送る日本』 青空文庫
たとえば私が八百円のものをこしらえて出すとすると、その価格の半額を政府で補助し、もしそれが売約になればその代金も補助費もすべて作家の方へくれるので、その上出品は作家の名でするのでありますから、作家側に取っては大変に都合の好いことでありました。
— 栃の木で老猿を彫ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
若しその男がずるくて女が補助費を貰えない場合は、裁判をして男の親があれば、その親の家から子供の哺育費を取ることが出来る。
— 宮本百合子 『ソヴェト・ロシアの素顔』 青空文庫
それを口実に、町会の反動分子が自主的青年団に抗議を申込み、以来ああいう不埒な講演会をすることはならん、役員は引責辞職しろ、さもなければ年二百円の補助費を廃止する、とねじ込まれ、男子青年団の方は、まけて辞職し、反動にヘゲモニーをとられてしまった。
— 宮本百合子 『一九三二年の春』 青空文庫
作例 · 標準
地方自治体から、伝統工芸の後継者育成のための補助費が支給された。
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研究プロジェクトの活動を継続するために、新たな補助費の獲得を目指す。
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遠征にかかる交通費の一部を、部活動の補助費から捻出した。
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