女房持ち
にょうぼうもち
名詞
標準
married man
文例 · 用例
六 秋から冬にかけてのことだったが、銀子は女房持ちの若林に、何かしら飽き足りないものを感じ、折にふれてそれを言い出しでもすると、若林は一言のもとに排け、金で面倒を見てやっていれば、それで文句はないはずだというふうだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
わたしに稚気もあって、女房持ちになってから兎角家にこびりつく、つまり野暮だと言われ度くないために仲間の交際いは出来るだけ勤めたい。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
今ぢや、お前さんはもう女房持ちだから。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
「何故といつて、奥さん、女房持ちの男が怖がるのは、たつた一人の女ですが、独身者は女全体を恐ろしがるんですからね。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
男は女房持ちであった。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
女房持ちの男のところへ来たことが、悔いられた。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
いくら女房持ちになったって、こんな風な一向変らない私を知って、さぞ君は嬉しがってくれることだろうな?
— 津村信夫に 『卜居』 青空文庫
「和助は好い男だったから、方々へ罪を作ったことと思っていたが、女房持ちとは知らなかった」「そんな事はどうでもようございます。
— 三千両異変 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼はもう女房持ちだから、むやみに誘うのは失礼だ。
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女房持ちの男性は、家庭を大切にする人が多い。
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友人が女房持ちになったので、結婚祝いを贈った。
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