花伝書
かでんしょ
名詞
標準
文例 · 用例
それから「築地小劇場史」だの「演出論」だの「映画俳優術」だの「演出者ノオト」だの、それから兄さんが貸してくれた「花伝書」。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
老年 ひとにすすめられて、「花伝書」を読む。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
たとえば世阿弥の「花伝書」や「申楽談義」などを見てもずいぶんおもしろいいろいろのものが発見さるるようである。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
又、「花伝書」の著者、世阿弥なぞも、写実といふことを極力説いてゐるけれども、結局それが、所謂写実でないことは又明白なところである。
— 坂口安吾 『FARCE に就て』 青空文庫
私は、世阿弥の「花伝書」に於て、大体次のやうな意味の件りを読んだやうに記憶してゐる。
— 坂口安吾 『FARCE に就て』 青空文庫
猿楽と夙との関係は、後までもその徒が七道の者の一つとして、唱門進退の下に置かれていたのみならず、観世世阿弥の『花伝書』の奥に、申楽三座の一つたる法成寺座を「しゅく」と読ませてあるのからでも想像せられる(二巻二号三二頁)。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
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花伝書(かでんしょ)、一名八帖花伝書(はちじょう-かでんしょ)は室町時代末期に編纂された能楽伝書。全八巻。著者・編者不明。
出典: 花伝書 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0