解由
げゆ
名詞
標準
文例 · 用例
酒肴を贈つて来た「三大夫」の中、三浦は当時の家老に平十郎、勘解由、軍記などがあつて、どの人とも定め難い。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
伊加賀民部、山崎|勘解由等これに殉じた。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
五陣生駒甚助政勝、小寺官兵衛|孝隆、木下勘解由左衛門尉、大塩金右衛門、山内一豊。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
西軍は五辻通、大宮東、山名宗全邸を中心に、勘解由小路にまで延びて居る。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
又、官制の上に於ても国司の治績を監督する勘解由使、宮中に於ける機密の文書を司る蔵人所、京都の治安裁判に当る検非違使など、大宝令にない純日本的な職制が設けられたことも、此の時代に於てである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
父の信之、祖父の勘解由、母お柳、その三人と松原家の使者とは奥の間で話してゐる。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
父の信之、祖父の勘解由、母お柳、その三人と松原家の使者とは奧の間で話してゐる。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
ある人縣の四年五年はてゝ例のことゞも皆しをへて、解由など取りて住むたちより出でゝ船に乘るべき所へわたる。
— 紀貫之 『土佐日記』 青空文庫