供御
くご異読 ぐご・くぎょ
名詞
標準
emperor's meal
文例 · 用例
薄 お供御苦労に存じ上げます。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
豊後どの、御供御苦労に存ずる。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
豊後どの、御供御警固御苦労に存ずる。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
櫃の中には後小松帝の宸翰二種と同帝の供御に用ゐられた鶴亀の文ある土器とが蔵してあつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
且当人御供被仰付難有奉存候本意も不相立、深奉恐入候間、右之段御憐察被下、可相成儀に御坐候得者、乗船御供御免被仰付、陸地に而|御先に罷越、兼而被仰出候日限に、出立上京為致度奉存候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
法王の月料は天子の供御に準じ、服食も天子と同じものだつた。
— 坂口安吾 『道鏡』 青空文庫
そして、供御調度のことについて旧例を改革しようとはしなかったのである。
— 佐藤垢石 『にらみ鯛』 青空文庫
この、朝廷の供御欠乏のありさまを、実際に幕吏が拝しあげたのは、堀田正睦が上洛した時より、少し後の事であった。
— 佐藤垢石 『にらみ鯛』 青空文庫