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ピサの斜塔

ピサのしゃとう
名詞
1
標準
Leaning Tower of Pisa
文例 · 用例
』 ピサの斜塔が、星を撫でて、真夜中の地上に接吻しようと骨を折っていた。
長靴の春 踊る地平線 青空文庫
(大正十三年三月初稿、昭和十七年一月、同廿二年盛夏改稿)十二階懐古 これやこのピサの斜塔にあらねども凌雲閣はなつかしきかな。
正岡容 異版 浅草燈籠 青空文庫
ピサの斜塔がよい例であって、土台が悪かったためにあのように傾斜した形で落著いたのであるが、あの程度の傾斜では、重心からの垂直線はまだ十分底面内を通っているので、あの形で安定な釣合を保っている。
中谷宇吉郎 立春の卵 青空文庫
ピサの斜塔から物を落して見たのは有名なガリレイの実験であった。
戸坂潤 現代哲学講話 青空文庫
ガリレイがピサの斜塔で実験したという伝説を借りるとしよう。
戸坂潤 現代唯物論講話 青空文庫
ではガリレイがピサの斜塔を実験台として選択した限りではまだ実験ではなく、上から物を落すという「人為的操作」を始めてからだけが実験だと云うのだろうか。
戸坂潤 現代唯物論講話 青空文庫
例えばガリレイが実験によって落下法則を出したと云われているのは、今日ではピサの斜塔の場合と共に一つの伝説で、寧ろ彼は、Dominicus Soto 等が懐いていた反アリストテレス的思想――如何なるものも同じ速度で落ちるという世界観――から、その実験を企てる気になったという点が注意されている。
戸坂潤 現代唯物論講話 青空文庫
同じ日に、私は動詞 Etre の一番はじめの二つの時制を習ひ、第一番の小屋(因に、その壁は、傾斜の點ではピサの斜塔を凌いでゐた。
ブロンテイ ジエィン・エア 青空文庫
作例 · 標準
イタリア旅行のハイライトとして、白い大理石でできたピサの斜塔を間近で見学した。
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ピサの斜塔がこれ以上傾かないように、地盤を強化する大規模な修復工事が過去に行われた。
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観光客たちが、遠近法を利用してピサの斜塔を支えているようなポーズで写真を撮っていた。
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ウィキペディア

ピサの斜塔 は、イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットである。高さは地上55.86m、階段は296段あり、重量は14,453t、地盤にかかる平均応力は50.7tf/m2と見積もられている。一時傾斜の増大と倒壊の危惧があったがその後の処置により、当分の間は問題ないと判断されている(後述)。定刻ごとに鳴る鐘の音は、備え付けられている鐘を実際に鳴らすと傾斜に影響を及ぼすおそれがあるため、スピーカーから流されている。ガリレオ・ガリレイの実験への異端審問の弾圧についてローマ教皇が詫びの公式声明を塔の頂上で行った事も有名。

出典: ピサの斜塔 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0