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多分に

たぶんに
副詞
1
標準
in great amount
文例 · 用例
つまり我が国では、技術家も猶多分に政治家である場合に助かる。
中原中也 我邦感傷主義寸感 青空文庫
多分僕の性格中にあるニヒリスチツクの傾向や、多分にアナアキスチツクの氣質やに、別の意味の關心を持つたのだらう。
萩原朔太郎 芥川君との交際について 青空文庫
芥川龍之介は一代の才人であり、琴棋書画のあらゆる文人芸に達した能士であつたが、その俳句は、やはり多分にもれず文人芸の上乗のものにしか過ぎなかつた。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
室生氏の場合も亦これと同じく、彼の句作の態度には、趣味性の遊離した享楽(ヂレツタンチズム)が多分にある。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
それ故に獨逸、佛蘭西等の如く、世界で最も科學の發達してゐる國の子供は、最もよくフアンタジイのお伽話を好む子供であり、したがつてまた秀れた童話作家を、多分に所有してゐる國なのである。
萩原朔太郎 童話と教育について 青空文庫
しかるに蕪村の俳句だけは、この時代の異例であって、そうした青春性を多分に持っていた。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
島崎藤村氏の名詩「千曲川旅情の歌」と、どこか共通した詩情であって、もっと感覚的の要素を多分に持っている。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
水仙や寒き都のここかしこ 京都に住んでいた蕪村は、他の一般的な俳人とちがって、こうした吾妻琴風な和歌情調を多分に持っていた。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
作例 · 標準
彼の描く小説には、自分自身の経験が多分に投影されているように見受けられる。
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今回の人事異動には、上層部の政治的な意図が多分に含まれているらしい。
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「君の考えには多分に理想が含まれているが、現実はそう甘くないよ」
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多分に(たぶんに) — 幻辞.com