提
ひさげ
名詞頻度ランク #32177 · 青空 720 例
標準
ceremonial sake decanter with a spout and semicircular handle
文例 · 用例
)それともも少し上等になると、例へばヴィオロンの批評には、「まづ、ボーイングはと……つまりボーイングなる眼点よりしてこの提琴演奏家はと……」といつた具合らしく、発表された批評文恰かも生理衛生の答案みたいなのがあるのである。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
例へば小松清氏によつて、行動主義文学といふのが提唱される。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
さるを現今様々なる新主義新主張の提唱者等は、生産の形式で芸術を展開しようといふ、徒な欲求を持する者ではあるまいか。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
要するに芸術的欲求の起原たる直観の稀薄を措いて、且はその直観が人為的に増減を許さぬものであることを措いて、芸術不振をたゞ不振であるからとて何とかしようとする一切の提案は、徒労に終ることに気が付かなければならぬ。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
誰しも陰気よりは陽気の方が凡そ好きなのに相違はないのに、「陽気な文学を」といふのが一つの文学上の提案となるためには少しくましな何事かであらねばならぬ。
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
学術の権威のためにも、マルキシズムにかわる新しい認識論を提示しなければなるまい。
— 太宰治 『多頭蛇哲学』 青空文庫
就職試験を受けにいって、小学校の算術の問題を提出されて、大いに狼狽している姿と似ている。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
東郷提督の命令一下で、露国のバルチック艦隊を一挙に撃滅なさるための、大激戦の最中だったのでございます。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
作例 · 標準
神事において、巫女が提を恭しく捧げ持ち、神前の器に酒を静かに注ぎ入れる。
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婚礼の儀式の際、提から注がれたお屠蘇を新郎新婦が三三九度で酌み交わした。
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郷土資料館に展示されている古い提には、職人の手による見事な漆塗りが施されている。
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