賢しら
さかしら
形容動詞名詞
標準
impertinent
文例 · 用例
倫敦タイムズ社が売った数千部のブリタニカやセンチュリー大辞典はツンドク先生の客間や質屋の庫に埋もれて了ったと、賢しら顔して云う人もあるが、客間の粧飾となっていようと質屋の庫に禁錮されていようと、久しい間には誰かゞ読む。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
然るを愚図々々と賢しらだちて罵るは隣家のお菜を考へる独身者の繰言と何ぞ択まん。
— 三文字屋金平 『為文学者経』 青空文庫
漁子のいと賢しらに清らなる網をうてども、空翔ける奇しき翼のおとなひをゆめだにしらず。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
所詮はそういう怪しい物に引っ掴まれて、娘の死骸は宙から投げ落されたのではあるまいかと、賢しら立って説明する者もあったが、主人の黒沼孫八はその説明に満足しなかった。
— 広重と河獺 『半七捕物帳』 青空文庫
賢しらの才能というものに魅力を感ずる季節にある彼。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
賢しらの似而文学者どもが、いかに揶揄しようとも、僕はかかる言葉に打たれる。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
「さようなご深慮とも弁えず、賢しらだって諫言仕り今さら恥ずかしく存じまする」「解ってくれたか。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
兄上の気持ちも察せずに、賢しら立てに勝手なことをして、一夜を敵将の陣営に送り、ちぇっ!
— ――市川猿之助氏のために―― 『若き日の成吉思汗』 青空文庫
作例 · 標準
彼の賢しらな態度に、周りの人々は呆れていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供が親に向かって賢しらな口をきくのは感心しない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「もう少し賢しらな言動は控えるべきだ。」と先生が注意した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash