都合をつける
つごうをつける
表現動詞-一段
標準
to find a way
文例 · 用例
』さう言つて、祖父はちよつと休んだだけで、馬の都合をつけると、今度こそ夜を日についで、決して道草などは食はずに、目的地へと直行して、国書を親しく女帝の闕下に捧呈したのぢや。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
俸給なんかどうでもいゝんですが、上がれば上がつた方がいゝですね」「それで幸ひ今度転任者が一人出来るから――尤も校長に相談して見ないと無論受け合へない事だが――其俸給から少しは融通が出来るかも知れないから、それで都合をつける様に校長に話して見やうと思ふんですがね」「どうも難有ふ。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
俸給なんかどうでもいいんですが、上がれば上がった方がいいですね」「それで幸い今度転任者が一人出来るから――もっとも校長に相談してみないと無論受け合えない事だが――その俸給から少しは融通が出来るかも知れないから、それで都合をつけるように校長に話してみようと思うんですがね」「どうも難有う。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
しかし今の彼にそれだけの都合をつける余裕はほとんどなかった。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
その時の彼はこの都合をつけるために払うべく余儀なくされた物質上の犠牲をほとんど顧みる暇さえなかった。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
」「東京へ行くようになれば、無論都合をつけるよ」「それじゃ残余の百五十円口を探せば宜いんだ。
— 佐々木邦 『凡人伝』 青空文庫
」「休暇の時なら何うにでも都合をつける。
— 佐々木邦 『ぐうたら道中記』 青空文庫
しかしお父さんは予定があるので何うも動きが取れず、百方陳謝して帰途には屹度都合をつけると約束した。
— 佐々木邦 『ぐうたら道中記』 青空文庫
作例 · 標準
忙しいのは百も承知だが、なんとか都合をつけて出席してほしい。
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不足している材料を、近所の工場から都合をつけることができた。
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長期休暇を取るために、前もって仕事の都合をつけておいた。
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