連れ
つれ異読 ツレ
名詞頻度ランク #1809 · 青空 1953 例
標準
companion
文例 · 用例
僕の連れの男は僕の丁度直ぐ前の席に、もう先刻から眠つてゐる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
汽車が東京駅を出たばかりの時、僕の連れの横手にゐる男がどちらまでですと訊ねたが此の男は返事もしないで見てゐた新聞をパシヤリと畳み直すと、又他の面を読みはじめた。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
昼間は毎日暑く、今産院にゐる娘は「ブーラ、ブーラ、ブーラブラ」といふ象といふ題の児童唱歌をオルガンで歌ひ、姉娘は夜になるとパウリスタに連れてつてアイスクリームを食べさせてくれた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
今は亡き祖母に連れられて。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
男 それやおまへが出ると、また俺の嫌な人間ばかりを連れ込むからさ。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
唯一の例外は、二児を連れて焼津へ行った時だけだった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
ヘルンは常に散歩を好み、学校の帰途などには、まだ知らない町の隅々を徘徊したが、新しい興味の対象を見出すごとに、必ず妻を連れてそこへ再度案内した。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
あなた一所に行きます』と言って、ヘルンが妻を連れ出す所はたいてい多くは寂しい静閑の所であり、寺院の墓地や、邸の空庭や、小高い見晴らしの丘などであった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
標準
tritagonist