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河太郎

かわたろう異読 がわたろう・がたろう・があたろ・がたろ
名詞
1
標準
kappa (mythical water-dwelling creature)
文例 · 用例
一石橋の河太郎、露地の駒下駄、お竹蔵などとともに、この熊の皮がそれである。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
……前に悪い川があります、河太郎が出ますから気をつけてね。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
河太郎の出る、悪い川。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
遣手も、仲居も、女どもも驅けつけたが、あきれて廊下に立つばかり、話に聞いた芝天狗と、河太郎が、紫川から化けて來たやうに見えたらう。
泉鏡太郎 火の用心の事 青空文庫
※出る化ものの数々は、一ツ目、見越、河太郎、獺に、海坊主、天守におさかべ、化猫は赤手拭、篠田に葛の葉、野干平、古狸の腹鼓、ポコポン、ポコポン、コリャ、ポンポコポン、笛に雨を呼び、酒買小僧、鉄漿着女の、けたけた笑、里の男は、のっぺらぼう。
泉鏡花 夜叉ヶ池 青空文庫
想えばげすの口の端に、掛って知った醜さは、南蛮渡来の豚ですら、見れば反吐をば吐き散らし、千曲川岸の河太郎も、頭の皿に手を置いて、これはこれはと呆れもし、鳥居峠の天狗さえ、鼻うごめいて笑うという、この面妖な旗印、六尺豊かの高さに掲げ、臆面もなく白昼を振りかざして痴けの沙汰。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
河太郎もその一つで、葛西の源兵衛堀で生け捕ったとか、筑後の柳川から連れて来たとか、子供だましのような口上を列べ立てているが、その種はもう大抵の人にも判っていた。
お照の父 半七捕物帳 青空文庫
ただそれだけの他愛もない芸であるが、それでも河童とか河太郎とかいう評判に釣り込まれて、八文の木戸銭を払う観客が少なくない。
お照の父 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
The old fisherman warned the children never to play too close to the river after dark, lest they meet a 河太郎.
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Locals often left offerings of cucumbers by the water, a traditional appeasement for the mischievous 河太郎.
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He swore he saw a strange, green creature with a dish on its head slip into the river – could it have been a 河太郎?
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Legends say that if you bow deeply to a 河太郎, it will bow back, spilling its precious water and losing its strength.
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