道普請
みちぶしん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
road repair
文例 · 用例
前年その長屋の表町に道普請があって、向側へ砂利を装上げたから、この町を通る腕車荷車は不残路地口の際を曳いて通ることがあった。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
まだ、あなた、四時だといふのに、一寸見物だけで、道普請や、小屋掛でごつた返して、こんがらかつてゐる中を、ブン/\獨樂のやうにぐる/\※りで、その癖乘込む……疾いんです。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
記者がうっかり見愡れた時、主人が片膝を引いて、前へ屈んで、「辰さん――道普請がある筈だが前途は大丈夫だろうかね。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
九竜で見たと同じ道普請のローラーで花崗石のくずをならしている。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
土を削つた跡や置いた跡を見ると道普請をして居るのである。
— 長塚節 『痍のあと』 青空文庫
では元々さういふ温顔なのかと想ふと大違ひで、邸の垣根を越える子供等を追つて飛出して来る時の姿は全くの狼で、普段はレウマチスだと称して道普請や橋の掛換工事を欠席してゐるにも係はらず、垣も溝も三段構へで宙を飛んだ。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
では元々そういう温顔なのかと想うと大違いで、邸の垣根を越える子供らを追って飛出して来る時の姿は全くの狼で、不断はレウマチスだと称して道普請や橋の掛替工事を欠席しているにもかかわらず、垣も溝も三段構えで宙を飛んだ。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
新道の道普請に、砂利車のあと押しをして、熱い熱い日の下に働いていたが、ふとはげしい眩惑を感じて地に倒れ、援けられて自分の小屋に送り込まれてからは、いかな丈夫な身体もどうすることもできず、憐みの眼と情けの手に、乞食にひとしい月日を送った。
— 田山花袋 『ネギ一束』 青空文庫
作例 · 標準
村人たちが総出で道普請を行い、大雨で崩れた山道を修復した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
江戸時代、道普請は地域住民に課せられた重要な共同作業の一つだった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
予算がついたので、ようやく村外れまでの道普請が始まることになった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview