二の句
にのく
名詞
標準
next (spoken) word
文例 · 用例
」「男女合戦、……」 二の句がつげない。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
」 僕は二の句がつげず、しんから、にがり切った。
— 太宰治 『眉山』 青空文庫
矢庭に引捕へて官に訴へると二の句もなく伏罪したので、石の在所も判明した。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
」と叫けんだきり容易に二の句が出なかった。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
父は清逸が物をいいだす以上は、自分の智慧ではとても突き崩せないだけの考慮をめぐらした上で物をいうと知りぬいていたから、母に向う時のように、頭からけなしつけて二の句を吐かせないというようなやり方はしようにもできなかった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「経験のないところに感動するってわけはないでしょう」 この二の句を聞くと、おぬいはあまりに押しつけがましいと思った。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「あなたは子供の育て方を何んだと思つてるんだ」 気息がはずんで二の句がつげない。
— 有島武郎 『An Incident』 青空文庫
小芳さんも、蒼くなって涙を流して、とりなしてくんなすったが、たとい泣いても縋っても、こがれ死をしても構わん、おれの命令だ、とおっしゃってな、二の句は続かん、小芳さんも、俺も畳へ倒れたよ。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
作例 · 標準
彼のあまりの剣幕に、私は二の句が継げなかった。
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突然の質問に、彼女は二の句を失った。
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話題を変えようと、彼はすかさず二の句を継いだ。
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