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瑪瑙

めのう異読 メノウ
名詞
1
標準
agate
文例 · 用例
楽屋の窓から沿岸に打寄せる瑪瑙の切断層のような波に、地中海の死んだ魚の腹が夕暮の太陽に赤く光るのが見えました。
吉行エイスケ バルザックの寝巻姿 青空文庫
芝居裏の二枚看板、ちゃちなぽん引にうっかりつれこまれようとして、あわてて羽織|芸妓の裾のもとをかいくぐって、食傷路地に出てくると、鶴源の板前が瑪瑙色に塗った魚類の食楽地獄だ。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
まったく野原のその辺は小さな瑪瑙のかけらのやうなものでできてゐて行くものの足を切るのでした。
宮沢賢治 ひかりの素足 青空文庫
その歩くたびに瑪瑙はガリガリ砕けたのです。
宮沢賢治 ひかりの素足 青空文庫
気がついて見るとそのうすくらい赤い瑪瑙の野原のはづれがぼうっと黄金いろになってその中を立派な大きな人がまっすぐにこっちへ歩いて来るのでした。
宮沢賢治 ひかりの素足 青空文庫
けれどもその柔らかなすあしは鋭い鋭い瑪瑙のかけらをふみ燃えあがる赤い火をふんで少しも傷つかず又|灼けませんでした。
宮沢賢治 ひかりの素足 青空文庫
それから頭をけはしい瑪瑙の地面に垂れその光る足を一寸手でいたゞきました。
宮沢賢治 ひかりの素足 青空文庫
今までの赤い瑪瑙の棘ででき暗い火の舌を吐いてゐたかなしい地面が今は平らな平らな波一つ立たないまっ青な湖水の面に変りその湖水はどこまでつづくのかはては孔雀石の色に何条もの美しい縞になり、その上には蜃気楼のやうにそしてもっとはっきりと沢山の立派な木や建物がじっと浮んでゐたのです。
宮沢賢治 ひかりの素足 青空文庫
作例 · 標準
瑪瑙特有の同心円状の縞模様を活かして作られたブローチが、ショーケースの中で輝いている。
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この瑪瑙の原石は河原で見つけたものだが、磨いてみると驚くほど綺麗な透明感が出た。
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瑪瑙は古くから魔除けの力があると信じられ、お守りとして身につける人が多かった。
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