揚錨
ようびょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
raising the anchor
文例 · 用例
騷がしい揚錨機の音、出帆の相圖の笛の響などが、その重く沈んだ朝の空氣を顫はしながら聞える。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
大工はフォックスル(おもての甲板)へ上がって揚錨機をゴットンゴットンと調節したり、油を差したりしていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
(註五)」 揚錨絞盤の梃をしたり店の看板を見上げたりしていた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
しかし、わが老練な水夫君らが揚錨絞盤の周りを足踏み鳴らして歩き※る(註三二)のを聞くまでは、小生は一刻をも享楽しないでしょう。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
そして、明方少し前に、水夫長が呼子を鳴らして、船員が揚錨絞盤の梃に就き始めた時分には、私はへとへとに疲れていた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
それからそいつを持って帰って」揚錨絞盤に巻いて、潮を待ってるんだ。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
三二 水夫らが揚錨絞盤の周りを…………歩きして錨を捲き揚げ、出帆すること。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
作例 · 標準
船長は、出航の合図として揚錨を命じた。
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早朝、港では揚錨の音が響き渡っていた。
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漁船は、大漁を期待してゆっくりと揚錨した。
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