八百比丘尼
やおびくに異読 はっぴゃくびくに・おびくに
名詞
標準
yao bhikkhuni
文例 · 用例
この曲玉は馬琴が、八犬伝の中で、八百比丘尼妙椿を出すのに借用した。
— 芥川龍之介 『貉』 青空文庫
八百比丘尼が其である。
— 折口信夫 『「八島」語りの研究』 青空文庫
八百比丘尼の話及び其系統の話を見ても、人の知らぬ間に人魚の肉を食べた――東方朔は西王母の園にある桃の実を度々食べた――と言はれて居る。
— 折口信夫 『「八島」語りの研究』 青空文庫
椿の枝は、近世まで民間伝承に深い意味があつて、八百比丘尼の持ち物とせられてゐる。
— 折口信夫 『花の話』 青空文庫
八百比丘尼はよく訣らないものであるが、室町時代には出て来て居り、其形から見ると、山姥が仏教的に説明せられたものに違ひない。
— 折口信夫 『花の話』 青空文庫
文学篇の扉の処に出した「八百比丘尼」の石像は、四年前の正月、伊豆稲取のれふし町で見つけたもので、おなじ本の中にある房主頭の「さいの神」、帳面をひろげた女姿の「さいの神」らしいものとの間に、すゑてあつたのである。
— 折口信夫 『古代研究 追ひ書き』 青空文庫
八百比丘尼の信仰の造形記念物としては、今日の処、此石像より知らない私は、非常に喜んだ。
— 折口信夫 『古代研究 追ひ書き』 青空文庫
その配偶なる女性が、八百比丘尼と結びついた径路を思はせたかつたのである。
— 折口信夫 『古代研究 追ひ書き』 青空文庫
作例 · 標準
八百比丘尼は、人魚の肉を食べたことで不老不死になったとされる伝説上の人物だ。
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八百比丘尼の伝説は、日本各地に伝わっている。
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彼女は八百比丘尼の物語を題材にした小説を執筆した。
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ウィキペディア
八百比丘尼(やおびくに)は、日本の伝説上の人物。特別なもの(人魚の肉など)を食べたことで不老長寿を獲得した比丘尼である。福井県小浜市と福島県会津地方でははっぴゃくびくに、栃木県栃木市西方町真名子ではおびくに、その他の地域ではやおびくにと呼ばれることが多い。
出典: 八百比丘尼 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0