入り込み
いりごみ
名詞頻度ランク #22234 · 青空 0 例
標準
coming in together
文例 · 用例
近ごろ中井博士の「東亜植物」を見ていろいろ興味を感じたことの中でも特におもしろいと思ったことは、日本各地の植物界に、東亜の北から南へかけてのいろいろな国土の植物がさまざまに入り込み入り乱れている状況である、これも日本という国の特殊な地理的位置によって説明され理解さるべき現象であろう。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
現在、蔵元屋に入り込みおる野西とか言う侍でも、黒田五十五万石を物の数とも思わぬ海千山千の隠密育ちに違いない。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
この節を機として、諸国より入り込みたる野師らは、磧も狭しと見世物小屋を掛け聯ねて、猿芝居、娘|軽業、山雀の芸当、剣の刃渡り、活き人形、名所の覗き機関、電気手品、盲人相撲、評判の大蛇、天狗の骸骨、手なし娘、子供の玉乗りなどいちいち数うるに遑あらず。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
△句に遊ぶ、私は天地逍遙遊の境地に入り込みつゝある、それがよい、それがほんとうだ、自然にして必然な道だと思ふ。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
神と惡魔とは、いつも一の氣質の中に、或るふしぎな樣式で入り込みながら生棲してゐる。
— 萩原朔太郎 『非論理的性格の悲哀』 青空文庫
その上意地悪く、鼻めが沢井様へ入り込みますこと、毎日のよう。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
それからわたくしは先生を尋ねて雑木林の中に入り込み、うす日の射す林間の霧に浮かされ、踏みにじませる朽葉の匂いに酔うて、わたくしはゆくりなく只今と似たような恍惚の光景にあたりを感じ得ました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
』 それから幾日か私の下宿にころがつてゐたが、多少繪の心得のある所から自分からたづね歩いて或るペンキ屋に入り込み、キヤタツを擔いで看板繪をかいて歩いてゐた。
— 島三題 『樹木とその葉』 青空文庫
作例 · 標準
イベント開催中は、会場への人の入り込みが絶えなかった。
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多くの情報が一気に入ってきて、頭の中が混乱した。
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突然の雨で、駅の入り口に人が入り込み、ごった返していた。
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