男手
おとこで
名詞
標準
male help
文例 · 用例
女だけの家では男手の欲しい出来事がしばしばあった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
店のすぐ鼻の先が先斗町であるからだろうか、それともこの店が小鼓の家元の美貌の三人兄弟が男手だけで経営しているからだろうか。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
医科大学の助教授である彼女の夫が肺を患って寝こんでしまった時、他に男手のない二人暮しの家が物騒だというので、柔道部の選手をしていた轡川に言わば用心棒代りに寝泊りしてもらうことにした。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
もうわたいは自分の命をこの孫にくれてやりまんねん」 言っているうちに、本当にその覚悟が膝にぶるぶる来て、光った眼をきっとあげると、傍にいた笹原の御寮人が、「あんたのそう言うのんはそら無理もないけど、ほんまに男手ひとつで育てられまっか。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
総領の源蔵は鎌倉へ修業に出てしまったので、男手の少ない源兵衛の家ではこの黒ん坊を重宝がって、ほとんど普通の人間のように取扱っていた。
— 岡本綺堂 『くろん坊』 青空文庫
即夜大殿より許しがあつて、忍男手古奈の婚儀は月を經ず行ふ事となつた。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
四人の子供に、あの舊びはてた家屋、男手の少ないところでどうまごついてゐるであらうとおもふと、とてもぢつとしてゐられなかつた。
— 地震日記 『樹木とその葉』 青空文庫
男手がないと何となく心細くってよ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
man's handwriting
作例 · 標準
例句
標準
kanji
作例 · 標準
例句