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申し状

もうしじょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
公の申し状は、「某の家は父輝国以来筑摩殿の恩顧を蒙つてゐるから、唯今の場合粉骨を盡すのが本意だけれども、難儀なことには、曾祖父の代から一向宗に帰依してゐるので、分けて檜垣の衆とは特別な間柄になつてゐる。
谷崎潤一郎 武州公秘話 青空文庫
維幾は将門の申込に対して、折角の御申状ではあるが承引致し申さぬ、とかう仰せらるゝならば公の力、刀の上で此方心のまゝに致すまで、と刎付けた。
幸田露伴 平将門 青空文庫
御言葉を返すは失礼ながら、此の老人の先刻よりの申状、何事なりとも御意のまにまに致しまするとの誓言立、御耳に入らぬことはござるまい。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
……別に他意とてはございません」 これが五右衛門の申状であった。
国枝史郎 五右衛門と新左 青空文庫
甚だ失禮な申状だが、想ふに岡田夫人は意地張りの我儘者であらう。
「八千代集」を讀む 貝殼追放 青空文庫
一族の協議会を開いて申状を認め、公然と出訴におよぶことにした。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
陳申云、不知子細申状也。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
有若亡申状歟、都彼坂当長吏法師任貪欲之心、召‐集宿之非人等、下‐遣於当国中真土宿、欲押‐領彼宿之刻、彼宿長吏、真土宿之長吏近江法師兄弟二人之処、弟法仏法師申云、不背本寺云云。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫