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秘伝書

ひでんしょ
名詞
1
標準
book of secrets
文例 · 用例
」 その際、秘伝書を手に入れようという、深き慮があるものなら、もっと辛抱をしたでしょう。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
せがれに譲りたい、譲るには弥七郎がおってはじゃまじゃ、なんぞ罪着せて破門するが第一と、もともとありもしない秘伝書を盗んだであろう、かすめたであろうと責めたてたのがこんなことになりました。
献上博多人形 右門捕物帖 青空文庫
ぺらぺらとまくった拍子に、そのいんちきばくち必勝秘伝書の中から、ひらひらと下に舞い落ちただれかの書面らしい紙片がありました。
卒塔婆を祭った米びつ 右門捕物帖 青空文庫
ふとんを売っ払って金をつくって、このいんちきばくちの勝ち抜き秘伝書をとっくり覚え込んでから、千葉のおしろうとだんなをむくどりにしようと出かけていったにちげえねえんだ。
卒塔婆を祭った米びつ 右門捕物帖 青空文庫
それゆえ、わるいこととは知りながら、秘伝書をたよりに夜の目も眠らず、つぼいじりを覚えこみ、これならと思って夜具ふとんまでも売ってこしらえたお鳥目を元手にやって参りましたところ、もともとがしろうとの悲しさ、かえってお絹さんたちのいんちきにかかりまして、だんだんと借金がかさむうちに――」「お黙り!
卒塔婆を祭った米びつ 右門捕物帖 青空文庫
たゞ、俳句の極意書や短歌の奥儀秘伝書に通じてゐるが、詩の本質を解さず、本当の詩魂をもたない俳人歌人の名人達人諸先生が、俳人であり歌人であつても、詩人でない、芸術家でないといふだけの話なのである。
坂口安吾 第二芸術論について 青空文庫
「真言秘密の秘伝書」――これは研究して置かなければならない、と心がハズンだのは秘密そのものの魅惑で、この女王は秘密を好むのです。
椰子林の巻 大菩薩峠 青空文庫
一体菊と云ふものは其栽培法を調べて見ると、或は菊作りの秘伝書とか植木屋の口伝とかいふものがいろ/\とあつて、なか/\面倒なものです。
會津八一 菊の根分をしながら 青空文庫
作例 · 標準
代々伝わる家宝の秘伝書には、失われた魔法のレシピが記されていた。
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忍者は敵に悟られないよう、秘伝書を肌身離さず持ち歩いた。
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彼は古書店で偶然、伝説の剣術の秘伝書を見つけた。
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