シチー
シチー異読 シー
名詞
標準
shchi (traditional Russian cabbage soup)
文例 · 用例
「イヤース」と、ロンドンのシチー訛りを気取って返事をする慧敏な義光ちゃんのいつもの声が聞えます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
一八九〇年八月二十八日の『ユニヴァシチー・コレスポンデント』に仏人カルメットの蛇毒試験の報告出で、その中に家猪は蛇咬の毒を感ぜぬが、その血を人間に注射しても蛇毒予防の効なしとあったから見れば、家猪の根原種たる野猪は無論毒蛇に平左衛門であろう。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
浄瑠璃はその感情のインテンシチーの深さ、美的幻影の濃醇さ、道義的操持の強烈さ、ものを理窟で見ず、機微でとらえる生命感、すべてを永遠なる生滅の法の光りの下に見る宗教的観照の背景等に於て、人間性のあるべき健康なるわだちの上にあるものだ。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
さまざまな尊き内容を持つ言葉や文字が、十分に実践的な意志を伴なわずに表現せられるときには、それのエフェクトはインテンシチーの足りないものとなって受け取られます。
— 倉田百三 『青春の息の痕』 青空文庫
そうかと思うとタワーリシチー!
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
十三世紀の前半の人にてシチーリア派の詩人なり【グイットネ】グイットネ・デル・ヴィーヴァ(一二九四年死)。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
あとで、ヴイルドウラツクの「商船テナシチー」がありますが、このトーキーはさういふ意味で、恰度現在日本にも欲しいと思ふ芝居の一例だと思ひます。
— 岸田國士 『芝居と生活』 青空文庫
どこか軽快な音楽をやっている局をつかまえてくれよ」「ああ、さんせいだね」 ポコちゃんが短波ラジオのダイヤルをぐるぐるまわしていると、アメリカのラジオ・シチーの明かるい放送がはいってきた。
— 海野十三 『宇宙の迷子』 青空文庫
作例 · 標準
ロシア人の友人の家で、キャベツがたっぷり入った伝統的なスープ、シチーをご馳走になった。
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極寒のモスクワで、熱々のシチーにサワークリームを溶かして食べると、体の芯から温まる。
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今日のランチは、ライ麦パンと具だくさんのシチーを組み合わせて、ロシア風の食事にした。
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