良かったら
よかったら
表現
標準
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文例 · 用例
古いが、もとは相当にものが良かったらしい外套の下から、白く洗い晒された彼女のスカートがちらちら見えていた。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
よほど前は良かったらしいのね。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
なあに、そんなことがあるものか、自分というやつの手癖足癖が悪いから、こうなったに相違ないが、嬶が良かったらこうならずに済んだかと思われるのも、まんざら愚痴じゃあるめえ。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「君、霜柱の研究でも良かったら一つやって見ませんか」という話なのである。
— 中谷宇吉郎 『霜柱と白粉の話』 青空文庫
評判も大分良かったらしく、『朝日新聞』の書評でも「年齢わずか三十歳の著者が」と、大いに褒めてあった。
— 中谷宇吉郎 『『日本石器時代提要』のこと』 青空文庫
どうして乞食の仲間に入ったか、生れは相当に良かったらしく、物越しも尋常、気風も娘らしい若々しさと、荒み切れない優しさを持って居りますから仲間では一番の人気者で、斯う言う私も、昨日までは何んかしら淡い恋心を寄せて、辻の六蔵と二、三度鞘当てめかしい事をやったものです。
— 第七夜 歓楽の夢魔 『新奇談クラブ』 青空文庫
落武者欽之丞「やい、絵師」「ヘエ――」「俺を描いて見ろ」「ヘエ――」「この武者振りを一つ描いて見ろ、出来が良かったら、国への土産にしてやる」 一人の官兵は威儀を作りました。
— 野村胡堂 『芳年写生帖』 青空文庫
「議長の顔色が良かったら5ドルさしあげます。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫