霊徳
れいとく
名詞
標準
wondrous virtue
文例 · 用例
「これは、兄が殿様から拝領した備前長船の名刀じゃ、妖魔も此の霊徳には叶わないと思われる、今晩は是非夜伽をして、もし現れたら、一刀に斬って退治いたそう」 庄左衛門が主君から長船の刀を拝領したのは、平太郎も知っていて竊に羨ましく思っているところであった。
— 田中貢太郎 『魔王物語』 青空文庫
哲学によりて道徳化せられ、理想化せられしヘラクレスの事業は、総てその霊徳の結果なり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
或は武勇の威力を説くものあり、或は剱の霊徳を説き、或は宗教の力を説く。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
武器の霊徳、その二なり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
宝劒説話の英雄は、劒の霊徳によりて、妖魔を攘い、宗教的臭味を帯ぶる説話は、大抵神明の補助を説き、武士的説話は多く、英雄の腕の力の絶大なるを語る。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
出雲神話の大蛇殺戮は、即ちこの智力の勝利を、説くものにして、十拳劒の霊徳を述ぶるものには非ざるなり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
作例 · 標準
その古刹の住職は、日々厳しい修行を積み、町の人々からその高い霊徳を慕われている。
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偉大な宗教家の霊徳は、死後何百年経っても色褪せることなく信者たちの心を支え続けている。
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彼は自らの名誉や利益を一切求めず、ただひたすらに人々のために尽くすその姿に霊徳が備わっていた。
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