俺っち
おれっち
代名詞
標準
we
文例 · 用例
おれっちが行くとこはみんな位のいいうちだが。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
江戸のことなら、おれっちくらいくわしい者は、あんまりいないと思うんだがな」 由来、おせっかいは、江戸っ子の通有性である。
— 野村胡堂 『胡堂百話』 青空文庫
「金杉で放り込まれた茄子なら金杉の海で浮いてろ、この頃ちょいちょい見かけるが、冬木河岸はおれっちの繩張りだ、誰に断わって繩張りを荒しに来やあがるんだ、云ってみろ、誰に断わって来やあがるんだ」「くそをくらえ」 半次がせせら笑った。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫
「にっぽんかいびゃく以来、あんなお人好しのおたんこなすは見たこともねえ」と男たちは云った、「おれっちがかいびゃくこのかた生きて来たわけじゃねえにしろさ」 けれどもときたま、良さんはつくづくと子供たちを眺めることがあった。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
おれっちの若い頃にゃあね、「ええ何に致しますかね?
— 古川緑波 『下司味礼讃』 青空文庫
ここは殿様|旅籠じゃねえぞ、博労の多い博労宿だ」「心得ておる」「心得ていながら、おれっちが遊び事をしている場所へ、何でケチをつけやがるんだ。
— 空の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
……またベソを掻いてんのか」「何だか、思い出しちまった」「よせやい、てめえがベソを掻き掻き誦むもんだから、おれっちまで、変てこに、涙が出て来やがるじゃねえか」六 無法者にも、親があった。
— 空の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
おれっちは根っからの野育ち野郎。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
標準
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