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神杉

かみすぎ
名詞
1
標準
文例 · 用例
大荷を負うて、醤油樽、おゝ酒樽もあるよ大杉、神杉、六根清浄。
昭和十四年 旅日記 青空文庫
おくつきを守り申すやむら紅葉   鳴雪神杉や三百年の蔦紅葉からかねの鑄ぬきの門や薄紅葉 華厳の滝のほとりにて手折れる一枝の紅葉を都への家土産にとて携へ日光停車場に至れば一群の紅粧来りて一枝の秋色を請ふ。
正岡子規 日光の紅葉 青空文庫
八月十七日◯昨夜から、軍神杉本五郎中佐の遺稿「大義」を読みつつあり、段々と心にしみわたる。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
杉本中佐遺稿の「大義」山岡荘八君著「軍神杉本中佐」江部鴨村著「維摩経新釈」、「名作文庫」、「芭蕉の俳句評註」。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
六 お豊は、月のうち三度は三輪の神杉を拝みに行く。
三輪の神杉の巻 大菩薩峠 青空文庫
建築術のなかった昔にも神道はあった、樹を植えて神を祀ったのがすなわち神社である――この故に三輪の神杉には神霊が宿る云々。
三輪の神杉の巻 大菩薩峠 青空文庫
一人は死に一人は助かる運命が、ちょうどこの二本杉のようだと思われるお豊には、三輪の七つの神杉のうち、この二本杉ばかりを拝みたい。
三輪の神杉の巻 大菩薩峠 青空文庫
で、神杉家では置き舞台の用意などがあるのだけれども、それを大阪から蘆屋まで運んで来るのは厄介であるから、蒔岡方では階下の二た間つづきの洋間の家具を取り払い、食堂のうしろに金屏風を立てて其方を舞台にし、応接間の方を見物席として、絨毯の上に坐って見て貰うことにする。
中巻 細雪 青空文庫