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辻駕籠

つじかご
名詞
1
標準
street palanquin
文例 · 用例
「実は表へまわって見ると、御大名の御屋敷のお迎いが辻駕籠もめずらしい。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
此の東京の四萬の數は多いやうだけれども、其の頃にしろ府下一帶の人口に較べては、辻駕籠ほどにも行渡るまい、然も一ヶ|月税銀八匁の人力車である。
泉鏡太郎 麻を刈る 青空文庫
辻駕籠屋の勘次さんというのは、この御近所ですかえ」と、七兵衛は路地の入口の荒物屋で訊いた。
槍突き 半七捕物帳 青空文庫
しっかりおしな」 このあいだの晩、槍突きに出逢って以来、辻駕籠屋の勘次は怯気づいて商売を休んでいるらしかった。
槍突き 半七捕物帳 青空文庫
そうして、その風説の張本人が辻駕籠の勘次と富松の二人とわかっている以上、自分はこれから二人を引っ立てて行って吟味をしなければならないから、そう思ってくれと云った。
槍突き 半七捕物帳 青空文庫
かれは日の暮れるのを待って、一挺の辻駕籠を吊らせて、駕籠屋の手前は病人のように取りつくろって、お直をそっと運び出して行った。
半七先生 半七捕物帳 青空文庫
もうどうすることも出来ないので、二人は茂原の死骸を辻駕籠にのせ、夜ふけに麻布の屋敷までそっと運んで行った。
湯屋の二階 半七捕物帳 青空文庫
權三の家の土間には一|挺の辻駕籠が置いてある。
岡本綺堂 權三と助十 青空文庫
作例 · 標準
昔は急ぎの用事があると、辻駕籠を拾って目的地まで急いだものだ。
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辻駕籠の担ぎ手たちが、威勢のいい声を上げながら道を走っていく。
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時代劇のシーンで、辻駕籠が街角で客を待つ様子が描かれている。
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