恩を着せる
おんをきせる
表現動詞-一段
標準
to make one feel grateful
文例 · 用例
恩を着せるようにとられても厭ですが、自分は君の短篇集をちょっと覗いてみて、安心していいものがあるように思われましたから、気も軽くなって不取敢お礼を差し上げたのです。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
「恩を着せるにゃあたらねえ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
後になつて恩を着せるには、余り冷淡過ぎる態度だつた。
— 牧野信一 『妄想患者』 青空文庫
そして雪子が縁談を断ると、そんな負債に関することで様々な恩を着せるのであつた。
— 牧野信一 『ダイアナの馬』 青空文庫
こう申すと何だか皆様に恩を着せるようだがあまり有難いなどと思われては困る。
— 新渡戸稲造 『イエスキリストの友誼』 青空文庫
――これは君、恩を着せる訳ぢやないが乾隆年間の紙だよ。
— 犬養健 『南京六月祭』 青空文庫