タンマ
タンマ異読 たんま
名詞
標準
truce (during a children's game)
文例 · 用例
御酒なんぞも、お余りをタンマリと頂戴しましたもので……」「成る程……」「ところがそのアトで勝手口の塵埃箱を覗いてみますと、お野菜の切端のような物ばっかりしか御座いません。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
ワン・コーラス終わると、広岡が、「タンマ、ちょっと頭からもういちど、ゆっくりやってくれないか」 と注文をつける。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
今度のことがうまく行けばタンマリ貰えるぞ」「ええ。
— 夢野久作 『人間レコード』 青空文庫
片手でタンマをこしらえながらその机の下を這い出して、ひょいと立ち上ろうとした途端、廊下の簾の蔭から鬼になっている順助が何と思ったのか犢ぐらいの嵩で自分も四つ足になりながらいきなり姿を現した。
— 宮本百合子 『夜の若葉』 青空文庫
ふところより高価なるタバコをとりだし、貧乏するとゼイタクになる、タンマリお金があると、二十円の手巻きを買う、と呟きつゝ、余に一個くれたり。
— 坂口安吾 『不良少年とキリスト』 青空文庫
そして久五郎がペルメルから全額支払いをうけて大モウケのあかつきにはタンマリ割前をとる胸算用であった。
— その十九 乞食男爵 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
悪いとは存じながら、いつもタンマリお駄賃を下さるので、奥さんのイイツケに背くことができませんでした」「二人はどこでアイビキしていたね」「私はお師匠さんの家に置いて行かれて、どこへいらッしゃるのやら、存じません」 これでヒサと敏司がアイビキをつづけていたことがハッキリした。
— その四 ああ無情 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
タンマよ」 ぐつたりと枯草の上に足を投げ出した彼女は、額に垂れ下つた髪の毛を無雑作に撫であげて、大きく肩で息をしてゐた。
— 岸田國士 『落葉日記』 青空文庫
作例 · 標準
「待って、タンマ!靴紐が解けちゃったから結び直させて。」
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鬼ごっこの途中で息が切れたので、タンマを求めて一旦休憩した。
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「今のなし!タンマタンマ!ルールを勘違いしてたよ。」
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ウィキペディア曖昧さ回避
タンマ 炭酸マグネシウムの略称。 一時停止などを意味する俗語。「ちょっと待って」という呼びかけにも使われる。
出典: タンマ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0