第二の性
だいにのせい
名詞
標準
The Second Sex (book by Simone de Beauvoir)
文例 · 用例
わたしはこれをかの女の何等か旧家の躾けのさす業か又はわたし同様、幼時から大きな芸妓家の躾けの下に在って、自分の卒情を打ち出し得ない第二の性格のためなのだと自惚を持ちながら義憤を感じていた。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
女の為す事の過半は模倣であるというのは決して女の本性ではなく、久しい間自分を掩うようにした習慣が今では第二の性質になったのです。
— 与謝野晶子 『産屋物語』 青空文庫
女が自分の見識や立案で自分を整調し外界を改造する征服性を欠いて、他人の意匠や指導に従って安易な路に就こうとする順応性に長じているのも、要するに無智がしからしめた第二の性癖だと思います。
— 与謝野晶子 『婦人改造と高等教育』 青空文庫
私がこれまで何度も気がついていることであるが、私が第二の性格になっている時には、私のいろいろの機能はきわめて鋭くなり、元気は一そう弾力性をもってくるように思われた。
— THE STRANGE CASE OF DR. JEKYLL AND MR. HYDE 『ジーキル博士とハイド氏の怪事件』 青空文庫
第二の性能、家の中を片付け、料理をつくって夫の帰りを待つことをしない。
— 久坂葉子 『華々しき瞬間』 青空文庫
もしくは彼の境遇が必然的に生み出した彼の第二の性格であった。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
常識のこの安易な心がけが、道徳に就いての理論を妨害する第二の性質であるのだ。
— 戸坂潤 『道徳の観念』 青空文庫
あたしはボーボォワールの著作が大好きなんですけど、『第二の性』にこんな文章があるんです。
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
作例 · 標準
シモーヌ・ド・ボーヴォワールの代表作『第二の性』は、女性の抑圧を探求しました。
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『第二の性』という本は、フェミニスト理論の基礎となるテキストと見なされています。
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彼女の研究は、『第二の性』で提示された社会構造を深く掘り下げています。
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ウィキペディア
『第二の性』 は、1949年6月に刊行された、フランスの実存主義者シモーヌ・ド・ボーヴォワールの著作(ISBN 0-679-72451-6 、OCLC 20905133)。
出典: 第二の性 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0