幾重にも
いくえにも
副詞頻度ランク #33670 · 青空 0 例
標準
repeatedly
文例 · 用例
人垣は急に崩れて、大風に偃す野草の如く、芳の通路を拓けども、何分多人數であるから、幾重にも犇犇と垣あり。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
西風に吹きつけられた水蒸気が、山の胴体を幾重にも巻いて、凝結しているのだと思う。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
光ったり陰ったり、幾重にも畳む丘々の向うに、北上の野原が夢のように碧くまばゆく湛えています。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
西部のパノフォラム・ロードに虹が浮いて、香港は動乱の巷を他所に見て、植民地兵の配列のなかで、幾重にも市街を取巻いた軍用道路の設置と、無線電信台に集中される軍国主義の機密と、今日の支那に関する利権が活動を始めた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
彼女は畳に額をうずめて、恐れかしこんでわが子の罪を幾重にも詫びた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
川端氏に對してはその作品を汚したことを幾重にもお詫びしたい。
— 梶井基次郎 『川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン』 青空文庫
――これは幾重にも御諒察を願はしう存じます。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
このようないろいろの騒がしい音はしばらくすると止まって、それが次の室に移り行くころには、足もとの壁に立っている蒸気暖房器の幾重にも折れ曲がった管の中をかすかにかすかにささやいて通る蒸気の音ばかりが快い暖まりを室内にみなぎらせる。
— 寺田寅彦 『病院の夜明けの物音』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
標準
several layers deep
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
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