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土俗

どぞく
名詞
1
標準
local customs
文例 · 用例
栂、樅、唐檜、白樺などは、山の崕に多く、水辺には、川楊や、土俗、水ドロの木などが、疎に、翠の髪を梳っている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
近ごろわが国でも土俗学的の研究趣味が勃興したようで誠に喜ばしいことと思われるが、一方ではまたここに例示したような不思議な田園詩も今のうちにできるだけ収集し保存しまたそれを現在の詩の言葉に翻訳しておくことも望ましいような気がするのである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
相手は学校へ往き来の江戸川べりを調査している土俗地理学者の若い紳士であった。
岡本かの子 河明り 青空文庫
土俗の、いひならはしにて忌嫌ふのみならず、役人よりも毎度改むる事、珍らしき事なり。
太宰治 津軽 青空文庫
今昔物語に、安倍頼時が満洲に渡つて見聞したことを載せたのは、これらの考古学及び土俗学上の資料と併せ考へて、決して一場の説話として捨てるべきものでない。
太宰治 津軽 青空文庫
』 あゝ、又奥方様をくはせる……剰へ、今心着いて、耳を澄ませて聞けば、我自からも、此の頃では鉦太鼓こそ鳴らさぬけれども、土俗に今も遣る……天狗に攫はれたものを探す方法で、あの通り呼立て居る――成程然う思へば、何時温泉の宿を出て、何処を通つて、城ヶ|沼に来たか覚えて居らぬ。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
夏真昼わが故郷は外に干して巻線香のにほひかなしもしづかさは殿のお倉の昼鼠ちよろりとのぼりまたも消ぬかに註、昼鼠とは土俗に水陽炎の影をいふ。
北原白秋 夢殿 青空文庫
私が初めてマリヤンを見たのは、土俗學者H氏の部屋に於てであつた。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
作例 · 標準
その村には、未だに土俗的な信仰が深く根付いている。
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地方に残る土俗的な風習は、文化人類学の研究対象となる。
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この祭りは、地域の土俗的な神々を祀るものだ。
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