錦を飾る
にしきをかざる
表現動詞-五段-ラ行
標準
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文例 · 用例
「あの帽子は東京で一番|高価いゼイタクなものだったので、大得意で故郷に錦を飾るつもりで冠って来たものです。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
一方春登は戦功を建て、平西侯に封ぜられ、春料も官を得て、兄弟揃つて故郷に錦を飾る。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
東京で一人前に身を立てゝ、錦を飾るとまではいかねえが、くにへ帰つたと思ひねエ。
— 坂口安吾 『盗まれた手紙の話』 青空文庫
そして、これは「故郷へ錦を飾る」といふ風な、いはゞ感傷的な立身出世主義に通じるもので、従来、多くの青少年は、これがために奮ひ立ちもした代り、また同時に、これがために屡々身を誤つたのであります。
— ――力としての文化 第五話 『青年の夢と憂欝』 青空文庫
海外へ雄飛して故国に錦を飾るのを夢みた私だが、いまやその夢はこなごなにくだけ、私はただ心身ともに疲れ、元のもくあみの裸一貫の生活に帰るのだ。
— ――放浪の末、段ボールを思いつく 『私の履歴書』 青空文庫
故郷へ錦を飾る人 百間松の狐は通る人に見極めをつけて置いて、後からその好むものを利用して化かす。
— 佐々木邦 『村の成功者』 青空文庫
立身のためだ、名を揚げるためだ、故郷へ錦を飾るためだ、そのほか人間と生れた効をあらゆる点で満足させるためだ。
— 二天の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
長年の努力が実り、彼は故郷に錦を飾ることができた。
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オリンピックで金メダルを獲得し、選手は盛大に錦を飾って帰国した。
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故郷に戻り、錦を飾る日を夢見て、彼は海外で奮闘している。
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