熱時
ねつじ
名詞
標準
文例 · 用例
―― 夕方の発熱時が来ていた。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
では白熱時代の貞奴は?
— 長谷川時雨 『マダム貞奴』 青空文庫
※死んでしまほかお台場へ行こか、死ぬにやましだよ土かつぎ――幕末騒乱の日、江戸陋巷の窮民をして泣の涙で築造せしめたこの離れ小島は、かくしてその百年後には東京平和の遊民が灼熱時の楽園と変化した。
— 正岡容 『山の手歳事記』 青空文庫
ごく些細な記憶も脳裡に刻まれる発熱時に、ルーヴル博物館を見物して以来、彼はレンブラントの画面の雰囲気に似た、熱い深い穏やかな雰囲気のうちに生きていた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
瀉血への猛反対は有用な反対であり、発熱時の瀉血を完全に否定するには勇気が必要であった。
— イェール大学で1913年に行った一連の講義 『近代医学の興隆』 青空文庫