其れにつけても
それにつけても
表現
標準
even so
文例 · 用例
それにつけても久振りに伯母の福慈の女神のことが思い較べられて来るのであった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それにつけても、それ、その鞄がいたはしい。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
それにつけてもこっちの方を片づけていただかないじゃあね」 渋い顔には相違なかったが、それは喉の奥から手の出そうな渋い顔だった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
……それにつけても渡瀬はいらだった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
それにつけても普通の人情には縁の薄い自分であることが判る。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
それにつけても仕事のない時に、いそがしい時の仕度をして置くことが、最必要だ。
— 宮沢賢治 『カイロ団長』 青空文庫
むかし、下の句に(それにつけても金の欲しさよ)と吟ずれば、前句はどんなでもぴつたりつく。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
(ほとゝぎすなきつるかたをながむれば)――(それにつけてもかねのほしさよ、)――一寸見本がこんなところ。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
作例 · 標準
昔のアルバムを見るたび、それにつけてもあの頃が懐かしくなる。
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彼の才能は認めるが、それにつけても彼の態度は許せない。
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どんなに忙しくても、それにつけても家族との時間は大切にしたい。
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