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通番

つうばん
名詞
1
標準
文例 · 用例
壻に擬せられていたのは、上野広小路の呉服店伊藤|松坂屋の通番頭で、年は三十二、三であった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
湯島の津軽屋は大い店で、留蔵、音三郎、梅蔵三人の支配人即|通番頭が各年給百五十両であつた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
渋江保さんの話に、渋江氏の若党柴田清助の身元引請人利兵衛は、本町四丁目の薬店大坂屋の通番頭で、年給二十両であつた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
渋江抽斎の妻五百の姉夫塗物|問屋会津屋宗右衛門方の通番頭は首席を庄太郎と云つて、年給四十両であつた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
五百の里親神田紺屋町の鉄物問屋日野屋忠兵衛方には、年給百両の通番頭二人があつて、善助、為助と云つた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
此等より推せば、通番頭三人に各年に百五十両を給した、津軽屋の大さが想見せられる。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫