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透明度

とうめいど
名詞
1
標準
transparency
文例 · 用例
すると氣層は其透明度を増して、特に雨のあとなど一層さうである。
寺田寅彦 天文と俳句 青空文庫
「この軽さ、この透明度から見て、水に溶けるのではないかな。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
生活といふものに対して、随分と凝つた眼の所有者であり、淡々と叙してゐる中に、実にも鋭敏なる神経が隈なく行き渡り、理解力の典雅さに充ち、透明度も深く、そして視野計の狂ひなどは何処にも見出せなかつた。
牧野信一 月評 青空文庫
私小説にしろ客観体のものにしろ要は作家の情感に於ける燃焼の透明度に帰着するものであらうが、豊島与志雄氏の「人の小屋」(文藝春秋)や広津和郎氏の「青空」(改造)など、客観的私的の問題もなくそれぞれ読み応えが深かつた。
牧野信一 月評 青空文庫
磁器は透明度があり釉藥があつて水を吸はない、九谷、伊萬里、支那の染付、青磁等種類は多い。
小野賢一郎 やきもの讀本 青空文庫
七官青磁といふのは天龍寺手よりもキメが荒いやうな感じのするもので、透明度はあるが青味が少し玄味がかつてゐる、釉面に氷裂がある。
小野賢一郎 やきもの讀本 青空文庫
私は小笠原の母島から父島へかけて、三週間ばかり磯釣をした時に、透明度の高い海底をよく覗いて、三十二種の珍らしい魚を釣ったが、珊瑚礁に附いている魚は、実に静かで、まるで水中の牧場のようである。
佐藤惣之助 荒磯の興味 青空文庫
その辺の湖心の深さ、三百五十メートルほどもあり、水の透明度は高く、しかも美しい藍色なのだ。
豊島与志雄 山上湖 青空文庫
作例 · 標準
今日の湖は透明度が高く、水底の小石まではっきりと見えた。
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このカメラのレンズは透明度が高く、クリアな写真を撮影できる。
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会議の議論は透明度を保ち、誰もが内容を理解できるよう努めた。
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