刈り田
かりた
名詞
標準
harvested rice field
文例 · 用例
秋の陽ざしが刈り田の上に斜めにおちていた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
刈り田の上をゆきし鷺、松のみどりに ふかく入りたり霜月空足柄のを峯をうつりゆく雲の影はしづけく、夕づきにけり夕さびし。
— 折口春洋 『鵠が音』 青空文庫
私は、どうしたつて若旦那に、もう一度お目にかかりたかつたんだから仕樣がねえ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
そしてそのこどもの肩のあたりが、どうも見たことのあるやうな気がして、さう思ふと、もうどうしても誰だかわかりたくて、たまらなくなりました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
それから一時間半ばかりたって遂に絶命した。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
それから一年ばかりたって、両人は田舎を引き払って東京へ行くことになった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
一週間ばかりたった後のことだ。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
狭い店さきへ出て、再び何の用かと訊くと、外では女の細い声で、御亭主にちょっとお目にかかりたいという。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
黄金色の穂が消えた刈り田には、ただ静かな秋の風が吹き抜けている。
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「ほら見て、刈り田に落ちている籾を狙って、雀がすごい数集まっているよ」
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収穫後の刈り田で焚き火を囲みながら、農家の人たちが今年の出来を語り合っている。
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冬を前にした刈り田のあちこちで、乾燥させるための稲わらが整然と積み上げられている。
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