歌の道
うたのみち
名詞
標準
art of tanka poetry
文例 · 用例
おそらく私はこの歌の道を自分の信仰として一生進んでゆくであらうとおもふ。
— 歌と宗教 『樹木とその葉』 青空文庫
さうしていま自分の前に横たはつて居る歌の道はいよ/\寂しく、そしていよ/\杳かに續いてゐるのを感ずるのである。
— 歌と宗教 『樹木とその葉』 青空文庫
あらためて註するまでもないが、源の俊顕の歿後は和歌の道もだんだん衰えてきたのを、再び昔の盛りにかえそうと努めたのは、この忠通卿である。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
こうした家柄に育てられた増は相当の教育を受け、和歌の道、書道のことなどにも暗からぬほどに仕附けられておりましたので、まず父の兼松には不相応なほど出来た婦人であった。
— 私の父祖のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
元々武芸の家柄である上に、生まれ付き弓矢の名人で、その上|和歌の道にも心得があって、礼儀作法のいやしくない、いわば文武の達人という評判の高い人だったのです。
— 楠山正雄 『鵺』 青空文庫
なるほど評判の通り、頼政は武芸の達人であるばかりでなく、和歌の道にも達している、りっぱな武士だと、天子さまはますます感心あそばしました。
— 楠山正雄 『鵺』 青空文庫
が、一人のスウインバアンさへ出れば――と云ふよりも更に大力量の一人の「片歌の道守り」さへ出れば…… 日本の過去の詩の中には緑いろのものが何か動いてゐる。
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
故に和歌の道に功労ある者は、渥美新右衛門・中根雪江・橘曙覧。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
作例 · 標準
例句