捩じ伏せる
ねじふせる
動詞
標準
文例 · 用例
その先相手をどうしてやったらいいのかわからなかったのだろう、ヴェリチャーニノフはぐいと相手を捩じ伏せると、歩道の小柱のうえに腰を据えさせた。
— ドストエーフスキイ 『永遠の夫』 青空文庫
(播磨は矢庭にお菊の襟髪を取つて縁にねぢ伏せる。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
「もつとかう力のある聲で、歩いて行く野郎をうしろからねぢ伏せるやうな勢ひでなくちや。
— 下村千秋 『天國の記録』 青空文庫
「御用だツ」 八五郎が飛付いて、土手の上にねぢ伏せるのと、平次が早附木に火を移して、提灯に灯を入れるのと一緒でした。
— 茶汲み四人娘 『錢形平次捕物控』 青空文庫
(政吉を再び捻じ伏せる)政吉 (徳之助等の方に)俺に構うな。
— 長谷川伸 『中山七里 二幕五場』 青空文庫
) 小さい自己の良心を捻じ伏せるように眼を反らし、いきなり彼女の腕くびを強く掴んだ。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫