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挙世

きょせい
名詞
1
標準
文例 · 用例
蓋し我が社会は今や新旧過渡の期に際して挙世の趨向に迷はんとす。
綱島梁川 国民性と文学 青空文庫
爾時ヴェンガイン村に一素女あり、ジサと名づく、貞操堅固、儀容挺特、挙世無双だった。
羊に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
竹田陳人が所謂挙世伝播頼家脚都門一様字渾肥といふもの、決して諛辞に非りし也。
山路愛山 頼襄を論ず 青空文庫
かの戦国の時、楚の名士屈原が讒せられて放たるるや、「挙世皆濁れり、我独り清めり」と歎息し、江の浜にいたりて懐沙の賦を作り、石を抱いて汨羅に投ぜんとした。
新渡戸稲造 教育の目的 青空文庫
而してまた自から詫びて曰く、「挙世一士無し、吾に放にせしむ第一流」と。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
○さてまた芭蕉が行状小伝は諸書に散見して普く人の知る所なり、しかれども翁の容※は挙世知る人あるべからず。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
年頃愛玉ひたる梅にさへ別れををしみたまひて「東風吹ば匂ひをこせよ梅の花|主なしとて春な忘ぞ」此梅つくしへ飛たる事は挙世の知る処なり。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
彼の戰國の時、楚の名士屈原が讒せられて放たるゝや、『擧世皆濁れり、我獨り清めり』と歎息し、江の濱にいたりて懷沙の賦を作り、石を抱いて汨羅に投ぜんとした。
新渡戸稻造 教育の目的 青空文庫