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出藍

しゅつらん
名詞
1
標準
pupil excelling his master
文例 · 用例
二代目津藤として出藍の誉をいかがわしい境に馳せた香以散人はこの子之助である。
森鴎外 細木香以 青空文庫
翁の歿後、師を喪った初心者で斎田氏の門下に馳せ参じた者も些少ではなかったが、斎田氏の八釜しさが出藍の誉があったものと見えて、しまいには佐藤文次郎氏一人だけ居残るという惨況であった。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
それと同様、『蜘蛛の糸巻』に馬琴を出藍の才子と称し、「読本といふもの、天和の西鶴に起り、自笑・其磧、宝永正徳に鳴りしが馬琴には三舎すべし」と、京伝側を代表する京山が、これもまた案外公平な説を立ててるのは、京伝・馬琴が両々相対して下らざる互角の雄と見做したのが当時の公論であったのだろう。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
渠はもと東京に於ける某歌人の門弟で、十七八歳の時、既に出藍のほまれがあつた。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
半千院出藍終葛大姉というのである。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
半千は五百、出藍は紺屋町に生れたこと、終葛は葛飾郡で死ぬることである。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
下総の飯篠長威斎に天真正伝神道流を学び、出藍の誉れをほしいままにしたのは、まだ弱冠の頃であった。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
之に比較すると、わが太寶の官制の方が、遙に簡にして要を得、出藍の譽を受くべき資格が十分にあると思ふ。
桑原隲蔵 支那人の文弱と保守 青空文庫
作例 · 標準
彼の演奏技術は既に師匠を超えており、まさに出藍の誉れだ。
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教え子が世界的な賞を受賞したことは、私にとって出藍の喜びである。
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若き天才棋士は、師匠との対局で見事な出藍の勝ちを収めた。
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