泣き出す
なきだす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
標準
to burst into tears
文例 · 用例
「門司の旅館で船を待つ間、船の汽笛が鳴るたびに、火のつくやうに泣き出すのには閉口させられた。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
無理の圧迫が劇しい時には弱虫の本性を現してすぐ泣き出すが、負けぬ魂だけは弱い体躯を駆って軍人党と挌闘をやらせた。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
一人が女優らしく胸を張ってバイロンの大洋の歌を独吟しては泣き出す。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
それで声さえ平時と変り、僕は可怕くなりましたから、しく/\泣き出すと、父は益々狼狽え、『サア言え!
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
とも子さすがに感情せまって泣き出す。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
遂にしくしく泣き出す。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
(師に始めて言葉をかけられたので阿難はどっと泣き出す。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
娘さめざめと泣き出す。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
突然の別れ話に、彼女は驚きと悲しみでその場で泣き出してしまった。
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観客は映画の感動的なラストシーンを見て、あちこちで泣き出す人がいた。
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彼は些細なことで叱られただけで、すぐに泣き出す癖があるから困る。
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