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そこはかとなく

そこはかとなく
副詞頻度ランク #43789 · 青空 0
1
標準
somehow
文例 · 用例
そうしてそういう人間が、全く気任せに自由に「そこはかとなく」「あやしう」「ものぐるほしく」矛盾も撞着も頓着しないで書いているところに、この随筆集の価値があるであろう。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
そこにはもうそこはかとなく夜の闇がたゞよひはじめてゐる。
有島武郎 青空文庫
そこはかとなく心に染むそら薫もの。
岡本かの子 秋の七草に添へて 青空文庫
すると、そこに人界のものでない霊妙な暖か味が伝わり合い、その潤いはガラス玉のような心臓の内側に凝り付くと、しとり/\滴り溜って幽玄な香りをそこはかとなく漂わせた。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
「流れ流れてエ、落ち行く先はア、北はシベリヤ、南はジャバよ……」 というその曲が、もう五十近い他吉の耳にもそこはかとなく物悲しかった。
織田作之助 わが町 青空文庫
駱駝らのためいきもそこはかとなく
北原白秋 邪宗門 青空文庫
さてあればそこはかとなく出でもゆく薄ぐらき思のやからその歩行夜にか入るらむ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
紐海の霧にほやかなるに灯も見ゆる夕暮のほど、ほのかなる旅籠の窓に在るとなく暮れもなやめば、やはらかき私語まじり咽びきぬ、そこはかとなく、火に焼くる薔薇のにほひ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
作例 · 標準
彼はそこはかとなく機嫌が悪いように見えた。
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新しい街の雰囲気に、そこはかとなく期待を感じる。
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彼女の視線には、そこはかとなく不安が混じっていた。
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そこはかとなく(そこはかとなく) — 幻辞.com