塩釜
しおがま
名詞
標準
salt pan (used for boiling seawater to make salt)
文例 · 用例
農鳥山は大約三峰に岐れているようだ、手近を私たちは――後の話だが――仮に南農鳥と名づけた、雪が二塊ばかり、胸に光っている、近づくほど、雪の幅が成長して大きくなる、雪の側はいわゆる御花畑で、四ツ葉塩釜、白山一華、小岩鏡などが多い。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
塩釜から小さな汽船に乗って美しい女学生の一行と乗合せたが、土用波にひどく揺られてへとへとに酔ってしまって、仙台で買って来たチョコレートをすっかり吐いてしまった。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
」「塩釜よりはいい。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
十五 河の氷がようやく崩れはじめ、大洋の果てに薄紫の濛靄が煙るころ、銀子はよその家の妓三四人と、廻船問屋筋の旦那衆につれられて、塩釜へ参詣したことがあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
塩釜は安産と戦捷の神といわれ、お守りを受けに往くところだが、銀子たちには土地の民謡「はっとせい節」を郷土色そのままに、土地の芸者から受け容れるという目当てもあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
松島は主人夫婦にもつれられ、客とも遠出をして、船のなかへ行火を入れ、酒や麦酒を持ちこんで、島々の間を漕ぎまわり、最近心中のあったという幾丈かの深い底まで見えるような、碧い水を覗いたのだったが、塩釜までのしたのは初めてであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
それも銀子が一座する芸者のなかに、塩釜育ちの妓があり、「はっとせい節」の話が出て故郷を思い出し、客に強請んだからであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
塩釜|街道に白菊うえて何をきくきくありゃ便りきく 唄はどこも稚拙な洒落だが、言葉の訛や節の郷土色は、名歌手も及ばないところがあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
昔、この地域では塩釜で塩が作られていたそうだ。
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観光地として有名な塩釜の風景は、多くの人々を魅了する。
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塩釜で炊いたご飯は、ほのかな塩味がして美味しかった。
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標準
cooking a fish inside a salt crust
作例 · 標準
鯛を丸ごと塩釜で包み焼きにした。
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特別な日には、豪勢な塩釜料理を楽しむ。
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このレストランの塩釜で焼いた肉は絶品だ。
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標準
candy made with a wrapping of sweetened rice flour (looking like a salt crust)
作例 · 標準
東北地方には、塩釜という伝統的な和菓子がある。
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塩釜は、口に入れるとホロホロと溶ける上品な甘さが特徴だ。
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お土産に、地元で有名な塩釜を買って帰った。
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