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売り立て

うりたて
名詞
1
標準
auctioning off
文例 · 用例
「昨日、蓼川家の売り立てがありましてね。
矢田津世子 ※女抄録 青空文庫
大したもんですよ」 蓼川家の売り立ての広告は、わたくしも先頃の新聞紙上で知っていた。
矢田津世子 ※女抄録 青空文庫
この華族の売り立てカタログは数年前わたくしも見たことがあるけれど、仲々の豪華版だったと憶えている。
矢田津世子 ※女抄録 青空文庫
売り立て品の数々を挙げ、師匠の「山茶図」が八千二百円では廉すぎる、と頻りに言った。
矢田津世子 ※女抄録 青空文庫
売り立ての古玩は価高うして落札すること能はずと雖も、古玩を愛するわが生の豪奢なるを誇るものなり。
芥川龍之介 わが家の古玩 青空文庫
(この故に売り立てに「さしもの」をするのは他人の作品に筆を入れるのと同じ位道徳的に不都合である。
芥川龍之介 蒐書 青空文庫
それが売り立て市にでも出るとなっては、どうしようもなく、物持つ人の手にと移り行ってしまうのである。
北大路魯山人 茶美生活 青空文庫
その時、お民は諸方の旧家に始まっている売り立てのうわさに結びつけて、そんな隠れたところに夫が弱味をのぞいて見た時は、胸が迫った。
第二部下 夜明け前 青空文庫
作例 · 標準
例句