断わり書き
ことわりがき
名詞
標準
文例 · 用例
しかも、読んでいたのは笑わせることに、『ふところ日記八丁堀伝六』と表紙にものものしい断わり書きの見えるとらの巻きなのですから、すさまじいのです。
— お蘭しごきの秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
さてこの辺から義浄はただ聞いたままを記すという断わり書きがあって、かつて釈尊|大涅槃処へ建てた大寺はいつも百余人の僧を食わせいたところ、不意に五百人押し掛けたので大いに困った。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
それより更に低劣なのは、わたしがいまこんな断わり書きをしていることだ。
— ЗАПИСКИ ИЗ ПОДПОЛЬЯ 『地下生活者の手記』 青空文庫
もし或る性格を絶対に把握したと思われるならば、「私は(又は彼)が理解した限りは」という断わり書きは無用である筈である。
— 戸坂潤 『空間概念の分析』 青空文庫
*以下、特に断わり書きのないかぎり、日本民藝美術館所蔵と表現してある作品は、現在、日本民藝館が所蔵している。
— 柳宗悦 『工藝の道』 青空文庫