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終わり頃

おわりごろ
名詞
1
標準
toward the end
文例 · 用例
この事件についての備忘録をなくしてしまったからだが、ホームズと私がベイカー街で同居していた最初の期間の終わり頃であったに違いない。
THE RESIDENT PATIENT 患者兼同居人 青空文庫
中学の終わり頃から、私は原稿を書く仕事がしたいと考えるようになりました。
富田倫生 本の未来 青空文庫
私は教会で集まりの終わり頃に、みな立って「主の祈り」を一緒にいのる時、「われらに罪を犯すものをわれ赦すごとく、我らの罪をも赦し給え」というところになるといつでも涙が滲みます。
倉田百三 青春の息の痕 青空文庫
病院生活の終わり頃に、私はまた一つのできごとに試みられて私の生活法を代えねばならなくなった。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
そのとき私の心は切実な青年期の悩みの終わり頃、ことに二人の姉の相ついだあまりに早き死のすぐ後、一燈園から帰ったばかりの、人生の悲哀と無常の心持ちに満ちているときに書いたものである。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
大正の終わり頃から昭和のはじめころまで、私は報知新聞の前橋支局に主任として働いていたことがある。
佐藤垢石 利根川の鮎 青空文庫
北海道では、冬の初めと終わり頃には牡丹雪も降るが、真冬の間は殆ど粉雪ばかりであるというような事がよくいわれる。
中谷宇吉郎 粉雪 青空文庫
二月終わり頃のある午後早く、自分の小型車に乗ってブロード街へと繰り出し、百五十七年前に全く同じ道を辿った厳粛な一隊のことを奇妙にも考えた。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft チャールズ・デクスター・ウォードの事件 青空文庫