花圃
かほ
名詞
標準
flower garden
文例 · 用例
三宅花圃女史もここの門弟であった。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
この祠の祭の行わるるときは、御花圃とよぶところにて口々に歌など唱いながら、知る知らぬ男女ども、こなた行き、かなた行きして、会いつ別れつしつつ相戯れて遊びくらすを習いとすとかや。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
それは、明治二十何年という時代、三宅花圃、田沢稲舟などという婦人が、短篇小説を当時の文芸倶楽部にのせた時、出版書店は御礼として半衿一かけずつを呈上したということである。
— 宮本百合子 『文学における今日の日本的なるもの』 青空文庫
そしてそれを沢山の花圃や植木に漑がなければならなかった。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
五十一 お島が楽みにして世話をしていた植木畠や花圃の床に、霜が段々|滋くなって、吹曝しの一軒家の軒や羽目板に、或時は寒い山颪が、凄じく木葉を吹きつける冬が町を見舞う頃になると、商売の方がすっかり閑になって来た壮太郎は、また市の方へ出て行って、遊人仲間の群へ入って、勝負事に頭を浸している日が多かった。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
持って行った植木の或者は、土が適わぬところから、お島が如何に丹精しても、買手のつかぬうちに、立枯になるようなものが多かったが、草花の方も美事に見込がはずれて、種子が思ったほどに捌けぬばかりでなく、花圃に蒔かれたものも発芽や発育が充分でなかった。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
五十一 お島が楽みにして世話をしていた植木畠や花圃の床に、霜が段々滋くなって、吹曝しの一軒家の軒や羽目板に、或時は寒い山颪が、凄じく木葉を吹きつける冬が町を見舞う頃になると、商売の方がすっかり閑になって来た壮太郎は、また市の方へ出て行って、遊人仲間の群へ入って、勝負事に頭を浸している日が多かった。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
明治二十年代に三宅花圃が「藪の鶯」という小説を書いた。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
作例 · 標準
手入れの行き届いた花圃には、色とりどりのチューリップが咲き誇っている。
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彼女は毎朝、裏庭にある小さな花圃でハーブを摘むのが日課だ。
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「あ、見て!あの花圃、まるで絵画みたいな美しさじゃない?」
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この公園の花圃は、地元のボランティア団体によって守られています。
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