反射炉
はんしゃろ
名詞
標準
reverberatory furnace
文例 · 用例
そして早くもその燃え立った白金のそら、湖の向うの鶯いろの原のはてから熔けたようなもの、なまめかしいもの、古びた黄金、反射炉の中の朱、一きれの光るものが現われました。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
よくはおぼえていないが、江戸時代の砲術家で、伊豆の韮山に反射炉というものをきずいて、そこで、そのころとしてはめずらしい大砲を鋳造したという人である。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
そして、れんがを積みあげてつくったらしい反射炉の図と、びっくりした人のように目玉の大きい、ちょんまげすがたの江川太郎左衛門の肖像が、久助君の頭にうかんだ。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
すすびたシャツの胸のはだけたのや、しみだらけの手ぐいで頬かぶりをしたのや、中には裸体で濡菰を袈裟のように肩からかけたのが、反射炉のまっかな光をたたえたかたわらに動いている。
— 芥川龍之介 『日光小品』 青空文庫
公が、何故、硝子を製造し、紡績機を造り、反射炉を作り、大砲を鋳造し、異国の科学に、いそしんでおられるか、判るか?
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
磯浜の反射炉、大砲、紡績機、硝子製造、これら悉く、財力と、智力と、衆力と、決して、わし一人の力で出来たものではない。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
松林の中には、反射炉の頭が。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
一にも、二にも、西洋西洋と、反射炉にも、ギヤマンにも、多大の金がかかったが、何一つ、それが金儲けになったという話は聞かない。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
作例 · 標準
銅の精錬には、高温で金属を溶かすための反射炉が不可欠です。
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この博物館では、江戸時代の反射炉の模型が展示されており、当時の技術を学ぶことができます。
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「うわー、あの反射炉、すごい迫力だね!」
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ウィキペディア
反射炉 とは、金属融解炉の一種。18世紀から19世紀にかけて鉄の精錬に使われた。ただし、もとは鉄以外の金属に用いられた設備で現代でも鉄以外の金属の精錬に用いられている。
出典: 反射炉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0